[1]月額625円のデータセンターは、いかが
仮想専用サーバー(Virtual Private Server, VPS)を単に専用サーバーという人もいます。これは、サーバーのルート権限を利用できれば、論理的には専用サーバーを利用しているのと同じ、という考えからきています。同様に、仮想データセンター(Virtual Data Center)という概念もあります。LANがあって、その中にインターネットとやりとりするルータがあれば、それはデータセンターになります。
インターネットでの通信は、インターネット上で使用できる正式なIPアドレス(グローバルIP)で行き先を指定する必要があります。しかしLANでは、LANの中だけで通用するIPアドレス(プライベートIP、192.168,…など)で通信すればよいことになります。各サーバーは自分のグローバルIPを知らなくても、LANの外に出ていく際に中継器(ルータ, ゲートウェイ)がネットワークアドレス変換(NAT)という機能で、プライベートIPとグローバルIPを相互に変換してくれるので大丈夫です。
物理的なルータでなくても、NATの機能をもつ仮想サーバーであれば、それは仮想ルータになります。Joe’sでは、クラウドでなくても、一部のVPSのサービスで仮想ルータ(あまり意識されない)と仮想サーバーの両方を提供しています。仮想ルータ以外に仮想サーバーが1個だけあるデータセンターです。Joe’sのVPSサービスのハイパーバイザー型(KVM, Xen, VMware)では、月額625円のミニマム版から、この機能があります。つまり、グローバルIPを、サーバー内で設定するのではなく、コンパネから仮想ルータのNAT機能で設定します。この月額625円には、ラックや回線だけではなく、サーバーの利用代金も含まれているので大変お得です。
また、外部から通したくないポートを指定(ファイアーウォール)できます。そして、VPSを2契約以上にして、LAN内に仮想サーバーを複数置いてロードバランサー(負荷分散)の機能を利用することもできます。そのようにしているうちに仮想サーバーを増やすことが楽しくなってきます。
これらの機能は、Joe’sの自社開発ではなく、CloudStackというクラウド環境を提供するソフトウェアの一部の機能を利用して実現されています。オープンソースではありますが、Xenの仮想化環境を開発してきた米国Citrix社が管理していて、国内でもCloudStackを利用した商用サービスが多くでています。
2012年3月16日、17日に明星大学で開催されるオープンソースカンファレンスで、この月額625円のVPSの1年間無償アカウントを配布します。是非、Joe’sのブースにお越しください。



